夏は子供のお口がピンチ

とても暑い日が続きもう気分は夏ですね!今回は、楽しい夏を迎える前に、夏を楽しみにしていた病気たちについてのお話です。歯医者さん関係ないんじゃないと思われるかもしれませんが、この病気は主に子供たちに感染し、口の中に症状が出るのです。以下に紹介していきます。
手足口病
手足や口内に水疱性発疹が現れるのが特徴です。子どもの場合は熱が出ることもありますが、多くは38度以下の微熱にとどまることがほとんどです。原因となるのはエンテロウイルスというもので、患者のくしゃみ、咳に含まれるウイルスを吸い込んでしまう飛沫感染や、ウイルスのついた手で粘膜に触れてしまう接触感染が主な感染経路となります。潜伏期間は3~7日程度です。
ヘルパンギーナ
初期症状は突然の発熱から始まることが多く、38.5度を超えるようなかなりの高熱になることも珍しくありません。その後、口内から喉の奥にかけて痛みを伴う水疱や潰瘍が生じます。患者の多くは4歳以下で、特に1歳に多く見られるのが特徴です。続いて2歳、3歳、4歳の順に多く見られ、0歳児の罹患はそれほど多くありません。
こちらの病原体となるのもエンテロウイルスで、感染経路は手足口病と同じく飛沫感染、接触感染となり、潜伏期間は2~4日程度です。
プール熱
正式名称は咽頭結膜熱。発熱、のどの痛み、頭痛、倦怠感など一般的な風邪の症状が主ですが、それに加えて眼痛、結膜炎(目が充血する)を発生するのが特徴です。多くの場合、目の症状はまず片目に現れ、その後で反対の目にも発生するという経過を辿ります。
患者の約60%が5歳以下の幼児で、次いで小学生の子どもが多く感染します。手足口病やヘルパンギーナと同じく飛沫感染、接触感染が主な感染経路ですが、病原体はアデノウイルスで感染力がとても強く、プールや温泉施設で感染することもあります。潜伏期間は5~7日程度です。
猩紅熱(しょうこうねつ)
溶連菌感染症の一種で、皮膚を赤くする毒素に免疫がない場合に生じます。そのため、一般的な溶連菌感染症の症状とともに、小さな赤い発疹も現れます。この発疹は、わきの下や太ももといった目立たない部位から体中に広がっていくのが特徴です。ただし、口のまわりだけにはできません。口囲蒼白(こういそうはく)といって、口のまわりは青白く見えます。
ほかに、舌に赤いブツブツができるイチゴ舌や、回復期に皮膚がむける膜様落屑(まくようらくせつ)も見られます。
読んでいるだけで口の中が痛くなりそうですね。もし感染して、歯ブラシがしんどくできないようであれば、湿らせたガーゼや軟らかい歯ブラシなどお用いて歯垢を取ってあげてください綿棒なども良いようです。症状が深刻な場合は、鎮痛剤による対症療法や、粘膜保護材の併用も効果的ですので、お困りの際はご相談ください

~不安を安心に~

この記事へのコメント