日本企業の優れたものづくり力への期待 ~新素材で人工歯!?~

今年の4月2日の日経新聞に新しいセラミックス材料を用いた歯科用人工歯の記事がでていましたひらめき

パナソニックグループが生み出した「ナノジルコニア」です。
日本で生まれ、日本で生産されている材料です。
同社はこれまでも医療機器を手掛けていましたが、歯科向けは初めてだったそうです。

「ナノジルコニア」とはジルコニアとアルミナのナノ(ナノは10億分の1の意)サイズの粒子を互いの結晶に混ぜ込んで「ナノ複合化材料」としたものです。
曲げに強く薄くでき、硬い材料であるのが特徴といわれています。

ナノジルコニアが人工歯のどこの部分に使われているかというと、人工歯といった補綴物(ほてつぶつ)の「フレーム」となる部分です。
人工歯といった補綴物は、歯の悪い部分を削って取り除いた後、残った歯根部
にかぶせるものです。土台として、歯根部を包み込むものがフレームで、さらにその上にセラミックスを盛り上げて歯の形にします。
パナソニックが担当するのは、このフレームを歯科技工所向けに製作、納入することです。

フレームは、割れにくく曲げに強い材料で薄くできれば、それだけ補綴物全体の設計に余裕ができ、歯科技工所での作業も楽になるそうです。
また、フレームに金属を使わないことにより、金属アレルギーの心配がないこと、ナノジルコニアは薄く加工できることにより歯を削る量が最小限にできること、白い材料のため審美性も得られるというのがメリットですぴかぴか(新しい)

ナノジルコニアには、セラミックスには珍しく多少のしなやかさを併せ持つため、入れ歯のフレーム用の新材料として適用できる可能性もあるといいます目


医療機器分野で企業間の競争を左右する重要なポイントは、新素材の応用技術だといいます。
日本のものづくり力は海外からも高い評価をうけているとテレビ番組でみたことがあります。
日本企業の強みを発揮し、新たな市場への参入、成長が期待されます。