ピリピリ成分で血液サラサラ

歯が痛いとき歯肉が腫れているとき歯牙を抜いた後には痛み止めを処方します。
辛いですからね、よく使われるのは非ステロイド性抗炎症剤です。鎮痛消炎作用がありますので有効です。                        
非ステロイド抗炎症剤のなかでイブプロフェンという抗炎症剤は市販の風邪薬によく配合されています。咽喉の炎症によく効きます。解熱鎮痛そして腫れを引かせる作用あります。
さて、みなさんが良く知っています食べ物の中に、このイブプロフェンの構造に
非常に良く似ている成分がありました。
それはオリーブオイル、しかもエクストラバージンオイルと呼ばれている採りたてのオリーブオイルの成分です。
採りたてのオリーブオイルは食べたことがありません、舐めるだけでピリピリするらしく、わたしは採れて2週間ぐらいのを食べましたが若い渋みみたいなものを、感じたことがありました。
それでそのピリピリ成分を精製した人がいまして、その構造を調べた所イブプロフェンに似ていたので、実験したらイブプロフェンと同じような作用があったということでした。
以前から、オリーブオイルをたくさん使って料理している地域には心筋梗塞が少ないと言われていました、その理由が明らかになりました。
つまり抗炎症作用とともにシクロオキシゲナーゼ酵素阻害作用つまり血液凝固
の抑制作用や解熱作用があった訳です。
でも、採りたての一番新しいオイルでないと駄目なんだそうです、輸入されて日本に入ってくる頃には一ヶ月以上たっていますから、その成分は残っていないので期待できません。
日本だと小豆島にオイル絞る頃、ピリピリを経験しに行きましょうか、それとも
地中海の国に出かけましょうか、身近な食べ物の中にこのようなものがあったというのは、非常に興味深いことだと思います。
ちなみに血液凝固抑制作用や解熱作用があるアスピリンすなわちアセチルサリチル酸は、昔柳の皮を煎じてのむと熱が下がるという言い伝えから、柳の皮の成分を調べてその中にサリチル酸があり、製薬会社が構造を少し変えてアセチルサリチル酸をつくりました。                   了


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